※記事内にプロモーションが含まれています。

「好きな音楽何?」と聞かれると、一瞬考えてしまう陰キャは多い気がします。
正直に答えたら「知らない」と言われる。かといって有名なアーティストを言うと「そんな感じじゃなさそうなのに」と思われる。この地味な板挟みに何度も遭遇してきたのはぼくだけじゃないはず。
この記事では、陰キャに好まれやすい音楽ジャンルやアーティストの傾向と、陰キャならではの「音楽との付き合い方」のあるあるを書いてみたいと思います。
- 陰キャが好む音楽ジャンルの傾向
- 陰キャ文脈でよく名前が出るアーティスト
- 陰キャならではの音楽の聴き方あるある
- なぜ陰キャはその音楽を好むのか
陰キャが好む音楽ジャンルの傾向
あくまでも『傾向』です。陰キャも人それぞれなので一概には言えないけど、「こういう人は多いかもね」という視点でまとめてみますね。
ボカロ・ニコニコ系(陰キャ音楽のルーツは今も健在)
陰キャと音楽の話をするとき、ボカロは外せません。
初音ミクを筆頭とするボカロ文化は、ニコニコ動画のインターネット文化と一緒に育ってきたもので、陰キャ層との相性が抜群に良かったと思います。
テレビで積極的に流れるわけでもなく(とくに原初は)、自分からアンテナを張って掘りに行かないと出会えない音楽。そういう「発掘する楽しさ」が陰キャの没頭気質とぴったり合っていたんだと思います。
ボカロ楽曲はジャンルが広くて、ポップなものから歌詞が難解なものまで幅があります。そして知っている人が少ないほど「自分だけが知っている」という感覚も生まれやすかったり。好きなものを深掘りするタイプの陰キャには、これが刺さるんですよね。ただ、ボカロももうメジャーになりましたね。陰キャだけじゃなくてみんな聴いてます。
夜・内省系J-POP(ずとまよ・ヨルシカ・amazarashiの系譜)
「深夜に一人でイヤホンして聴く」みたいなイメージが似合うアーティスト群があります。
ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)は、繊細で独特の世界観を持つ歌詞とACAねの独特な歌声が特徴で、オタク・陰キャ層に根強い人気があります。知恵袋で「ずとまよ好き→オタク・陰キャ」という認識がわりと共有されているのも、そのファン層の性質を反映している気がします。
ヨルシカは、詩的で内省的な歌詞と疾走感のあるバンドサウンドが陰キャ層にハマりやすい。「夜」や「孤独」をテーマにした楽曲が多くて、一人でいる時間に聴くと染みる。「好きな音楽は?」と聞かれてヨルシカと答えると「ああ、そっちの人だな」と思われやすい、という話なんかも聞いたことがあります。今やかなり有名になったので聞いている人の層もかなり広まっていますけどね。
amazarashiは、言葉の密度が高く、社会や孤独をテーマにした歌詞が特徴。重い内容が多いけど、だからこそ「自分の気持ちを代弁してくれている」という感覚が強い。ライブ映像だけで満足できる、という陰キャ的な付き合い方をしているファンも多いようです。
アニソン・ゲーム音楽
好きなアニメの主題歌から入ってアーティストにはまる、という流れも陰キャに多いパターンです。
Eveはボカロ・歌い手出身で、TVアニメ『呪術廻戦』OPテーマ「廻廻奇譚」の大ヒット以降、チェンソーマン・ヒロアカ・どろろなどのアニソンを手がけたことでより広く知られるようになりました。ボカロ文化とアニソン文化の両方に根を張っていて、陰キャ層との相性がいい。「アーティスト名は知らないけどこの曲好き」から「Eve全部聴くようになった」という人が多いです。
ゲーム音楽も陰キャにはなじみ深い。好きなゲームのBGMをYouTubeでサントラごと聴くとか、作曲家を調べて他の作品まで聴くようになる、みたいな深掘りをする陰キャも多いですね。
陰キャ文脈でよく名前が出るアーティスト
SNSや知恵袋、ネット掲示板での「陰キャが聴いてそうなアーティスト」という話題で繰り返し出てくる名前をまとめます。あくまで「そういう傾向がある」という話で、聴いているからといって陰キャが確定するわけではないので(笑)。陽キャも普通に聞いていますし。
| アーティスト | 陰キャとの親和性 |
|---|---|
| ずっと真夜中でいいのに。 | オタク・陰キャ文脈での言及が多い。独特の世界観 |
| ヨルシカ | 夜・内省系。歌詞の世界観が刺さる |
| Eve | ボカロ出身、アニソン経由で入る人多い |
| amazarashi | 重く深い歌詞。「代弁してくれる」感覚 |
| BUMP OF CHICKEN | 長年にわたり「陰キャ御用達」と言われ続ける |
| ボカロ楽曲全般 | 深掘りできる・知っている人が少ない満足感 |
| 凛として時雨 | 変拍子・テクニカルロック。音楽的な深掘りをする人に多い |
一方で、もともと「陰キャが聴いていた」アーティストでも、ドラマや映画のタイアップで一気にメジャー化すると「誰でも聴いている曲」になることがあります。そうなると陰キャ層の中で「なんか違う感じがしてきた」という複雑な感情が生まれる人もいるかも。これもまあ陰キャあるあるかも。
陰キャの音楽あるある8選
① 好きな曲をカラオケで入れたら誰も知らない
マイナーなアーティストかマイナーな曲を入れると、部屋の空気が一瞬止まる。「え、これ知らない?」と言う瞬間の居心地の悪さ。
② 好きな音楽を聞かれると一瞬迷う
「好きな音楽は?」に即答できない。本当に好きなアーティストを言っても伝わらない可能性があるし、無難に答えようとすると嘘になる。「まあ、色々…」と言って濁すことが多い。
③ Spotifyの「最近よく聴いた曲」を見せたくない
年間まとめとか週間ランキングを他人が覗いたとき、「あ、ちょっと待って」となる。ずとまよとボカロとゲームのサントラが並んでいるプレイリストを、陽キャの友達に見られると説明が面倒くさい。
④ 深夜にイヤホンで聴くのが最高の聴き方だと思っている
昼間に聴くのと、深夜に布団に入って一人でイヤホンで聴くのは全然違う。同じ曲なのに深夜の方が10倍染みる。これをやるために起きている陰キャは多い。
⑤ 「歌詞の意味が好き」という理由で聴いている曲がある
メロディより歌詞が刺さって聴き続けている曲が必ずある。歌詞を全部覚えていて、言葉一つひとつの意味を自分なりに解釈している。音楽をBGMとして消費するのではなく、「読む」に近い感覚で聴いている。
⑥ TikTokで流行っている曲への温度感が低い
バズっているから聴く、という動機が薄い。むしろ「みんなが聴いている」と知ると少し冷める。Spotifyのアルゴリズムでたまたま流れてきた無名のアーティストの曲の方が好きだったりする。
⑦ アニメのOPをアーティスト名で把握している
「この曲、〇〇のアニメのOP」ではなく「このアーティストの曲がたまたまアニメで使われた」という把握の仕方をしている。逆にアニソンから入ってアーティストにはまり、他の楽曲も全部聴いた、というパターンも多い。
⑧ ライブより音源派
好きなアーティストのライブDVDやBlu-rayは持っているけど、実際に現場に行くのは腰が重い。知らない人だらけの場所で声を出して盛り上がることへの消耗感がある。音源で完結できるなら音源でいい、という気持ちが強い。
「広告なしで集中して聴きたい」「ギガを気にせず深夜に聴き続けたい」そんな陰キャ的なニーズに、LINE MUSICはわりと合っていると思います。ぼく自身も深夜に音楽を聴きたいタイプなので、サブスクの中では候補に入りやすいサービスです。
- 楽曲数1億曲以上。マイナーなアーティストもだいたい見つかる
- オフライン再生でギガを気にせず通学・通勤・深夜の散歩中も聴ける
- 広告なしで没入できる(あるある④「深夜にイヤホン」と相性◎)
- カラオケ機能つき。歌詞見やすい。誰も知らない曲も一人でこっそり練習できる
料金は一般プラン月額1,080円、学生なら学割プラン月額580円。いまなら3ヶ月無料トライアルがあるので、合うかどうかをじっくり試してから判断できます。
※Android(Google Play)/iOS(App Store)どちらからでもインストールできます。
なぜ陰キャはその音楽を好むのか
陰キャの音楽との付き合い方を観察していると、一つの違いが見えてきます。
陽キャは音楽をBGMとして「場の空気」に使い、陰キャは音楽を「自分の内側と話すツール」として使う。みたいな節があるかもしれません。
盛り上がるための音楽、テンションを上げるための音楽、みんなで共有するための音楽、そういうBGMとしての使い方よりも、自分の気持ちを整理したり、誰にも言えない感情を代弁してもらったり、深夜の孤独な時間を充填したりするための音楽として聴いていることが多い。より深く入りこんでいるというか。
だから「多くの人が知っている」かどうかはあまり重要じゃない。自分に刺さるかどうかが全てで、マイナーでも深い歌詞でも関係なく聴き続ける。
この「自分のために聴く」という姿勢は、流行り廃りに左右されにくい音楽の付き合い方でもあって、10年前に好きになったアーティストを今でも聴いている、という陰キャは多いと思います。
まとめ
陰キャの音楽の傾向をまとめます。
- ボカロ・ニコニコ系は陰キャ音楽のルーツとして今も有効
- ずとまよ・ヨルシカ・Eve・amazarashiのような夜・内省系が刺さりやすい
- アニソン経由でアーティストにはまる流れが多い
- 音楽を「BGM」ではなく「自分と向き合うツール」として使っている
- 深夜にイヤホンで一人で聴くのが最高の聴き方
「好きな音楽は?」への答えに毎回困っている陰キャの方、その「なんて言えばわかってもらえるかな」という感覚を持っている人は多くいます。音楽の趣味は本当に人に説明しにくい。でも、同じアーティストが好きな人と出会った瞬間に一気に距離が縮まるあの感覚もあるので、それも音楽の良さだと思っています。
陰キャの趣味全般についてはこちら。
→ 陰キャの趣味ランキングTOP15
陰キャとは?をあらためて確認したい人はこちら。
→ 陰キャとは?意味・定義・語源をわかりやすく解説
よくある質問
Q. 陰キャが好きなアーティストを一言で言うと?
「夜に一人でイヤホンで聴きたくなるアーティスト」みたいなイメージがぼくはあります。ジャンルはボカロ・内省系J-POP・アニソンが多い傾向がありますが、大事なのはジャンルより「自分と向き合える曲かどうか」という基準です。
Q. 陰キャでも明るい音楽が好きな人はいますか?
います。音楽の好みと陰キャかどうかは完全には一致しないです。明るい曲でも歌詞の内容に引っかかって聴き込む陰キャもいるし、聴く音楽よりも「一人でイヤホンしながら聴く」という聴き方の方が陰キャっぽさが出るかもしれないです。
Q. 自分の音楽の趣味が陰キャっぽいか気になります
「陰キャっぽいかどうか」より「自分が好きかどうか」の方が大事だと思います。音楽の趣味に正解はないし、マイナーなアーティストが好きでも、何が好きでも、別に恥ずかしくないです。